シクロクロスとは・・・・?
簡単に言うと、自転車を使ったクロスカントリー競争です。
ロードレースのシーズンが終わる11月から2月くらいにかけて行われます。
舗装路はもちろん、林や山の中など、起伏があり、変化に富んだ
自然の地形をうまく生かして作られたコースを走る、自転車レースです。
シケインと呼ばれる人工の障害物が設置されていることもあり、途中
自転車から降りて、担いだり、押したりして走ります。
通常は30cm〜40cmの板状の障害物です。
丸太を使用していることもあります
レースはMTBやロードレースのように決められた距離ではなく、時間で走ります。
約60分の競争です。
※スタートして最初の2周のタイムを計測し、60分にもっとも近い周回数
がレース中に発表されます。
さらにこのシクロクロスはMTBレースと違い、競技中の機材交換が可能です。
(MTBレースはパンクやトラブルは自分で直さなければなりませんね!)
選手はホイールや変速機やペダルに泥が詰まったりすると、ピットと呼ばれる
エリア(コース中に2〜3ヶ所ある)で自転車ごと交換して走り続けます。
シクロクロスの競争自体は個人競技ですが、ピットクルーの優劣も選手の
成績に大きく影響します。
(車のF1レースのピットのように、マシーンを直したり、洗車、部品交換etc・・・・)
シクロクロスには、日本全国共通カテゴリー制度があり、
初参加者はカテゴリー3と呼ばれるクラスから参戦することになります。
ここで好成績を上げると、カテゴリー2に昇格できます。
競争時間は
カテゴリー3と女子が約30分、
カテゴリー2が約40分、
カテゴリー1が約60分です。
使用する自転車はとりあえずMTBが1台あれば参加できます。
専用のクロスマシンを最初から手に入れてもよいのですが、
壊れやすい乗り物なので、初心者はあまり機材にこだわらずに
手持ちのMTBやロードを改造して、とにかくレース
をたくさん走ってオフロードになれた方が良いでしょう。